来年春、山陰と山陽を結ぶ特急、やくも号に導入される新型車両273系の初めての試乗会が7日開かれ、沿線の関係者らが乗り心地を確認しました。
「普通車から高級車に乗り換えた感じ」なんだそうです。

入江直樹 記者
「やくもブロンズの車体が米子駅に到着です」

試乗会は松江駅から米子駅を経て根雨駅で折り返し、米子駅に戻る行程で、山陰両県や沿線市町の代表者や観光、商工関係者150人が参加しました。

入江直樹 記者
「車両側面の列車名のLED表示の部分、島根県内では「しまねっこ」だったそうですが、鳥取県側では、きょう限定の「トリピー」表示です」

新型やくもは、伯備線の急カーブを高速で通過するため、日本で初めての「車上型の制御付自然振り子」方式を採用しているのが特長です。