運動会シーズンですが、今年はいつもと少し違うかもしれません。
例年、小学校や保育施設の運動会では、ダンス演目などにジャニーズの楽曲が使われることがありますが、ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、今年使っても良いかどうか、戸惑う教員もいるようです。

9月から10月にかけて、鳥取県内の小学校や保育施設では、運動会が相次いで行われています。

そんな中、県内のある小学校では、例年競技中に流している楽曲集について、教員間でジャニーズをめぐる話題が浮上したと話します。

小学校の教員
「校長先生との雑談の中で、『今話題になっているジャニーズの楽曲入ってますけど、どうします?』という話が上がりました」

この学校ではその後、この問題について職員全員で議論するということまではせず、9月に行われた運動会では、例年通りジャニーズの楽曲を使用しました。

また、こちらは県内の別の小学校での出来事。
9月末に行われた運動会で、児童が披露したダンスにジャニーズのグループの楽曲が使われましたが、一部の保護者が違和感を覚えていました。

保護者
「楽曲やグループに責任があるわけではないので問題はないと思うのですが、子どもとジャニーズの組み合わせに、一瞬、少し違和感を覚えました。周りの保護者と会話したわけではないので、自分だけかもしれませんが…」