
一方、顧客獲得を狙い、新たな取り組みも始めています。
冷凍販売です。
山本おたふく堂 山本明 社長
「今までは、通信販売は常温商品しか送れなかったんですよ。なので、着いた次の日が消費期限になってしまう。」
マイナス20度で瞬間冷凍。
消費期限は3日間から60日間に延び、まとめ買いをする人や販売エリアが拡大したことで、
通信販売の売り上げは以前のおよそ6倍に急成長しました。
37歳の6代目社長は、SNSで顧客のニーズを探ります。
山本明社長のツイッター投稿コメント
「見た目なんてどうでもいいから、味さえしっかりしてればいいって方どれぐらいいますか?」
ツイッターコメント
「見た目にはこだわりません!」
「包装よりも味でござる!」
こうした意見を元に、包装を簡略化し、価格を抑えた「冷凍ふろしきまんじゅう」を
7月以降に発売する予定です。

山本おたふく堂 山本明 社長
「7代目まであと20~30年くらいでしょうかね。それまでは頑張って、ふろしきまんじゅうの味を守っていきたい。」
155年目の山本おたふく堂、若手社長の、奮闘の日々が続きます。