島根県で最初のゴルフ場として誕生した「松江カントリー」。
2017年に閉鎖され、跡地ではメガソーラーの建設が計画されています。
開発を手掛けるのは、香港の投資会社を親会社に持つ東京の会社。
地元からは、事前説明が行われていないとして、不安の声があがっています。

松江市比津町。
住宅街の高台に位置するのは、かつてのゴルフ場の跡地です。

木谷茂樹 記者
「ありました。ゴルフ場松江カントリーの文字です。しかし、2017年に廃業となっています。ゴルフ場の奥、老朽化が進んでいます。そして現在この場所に計画されているのは、大規模な太陽光発電所なんです。」

島根県内初のゴルフ場として誕生した「松江カントリー」は、2017年の廃業後、手つかずの状態が続いていましたが、去年、アジア最大級の投資会社と言われる香港のPAGを親会社に持つ東京の会社が土地を取得。
メガソーラーの建設が計画されています。

この計画について近隣住民に話を聞くと…

近隣住民
「(回覧板には)地元説明を延期しますと、日にちは追って連絡する。業者は具体的なことは聞いてないが、中国系の業者…」

近隣住民
「全国的に(メガソーラー)やっているところで問題ない所あるんですかね、事故やパネルが外れたとか、反対は反対ですね。」

住民からは、事業計画の不透明さに不安の声が聞かれました。

一方で、ゴルフ場跡地は野良犬や猫のたまり場となっていて、建設に前向きな声もあります。