全国の自治体の35%へ納品

2021年4月に「天板拡張くん」を発売すると、2年間で販売数は12万個を突破。会社側もその関心の高さに驚いています。

ティーファブワークス 高松基広 代表
「全校生徒の机に取り付けて頂いた千葉県印西市の立原山小学校にアンケートを取ったところ、先生方のほぼ100%がぜひ使い続けたいと。子どもたちも、約95%以上の子どもたちが使い続けたい、という声をいただいています」

また高松さんは、机が狭いことが原因で、子どもたちがパソコンやタブレット端末を使う機会が減ってしまうことを懸念しています。

ティーファブワークス 高松基広 代表
「落として壊れてしまうと、そのコストをどうするかという話になるので、先生方としては使わない時は保管庫に鍵をかけてしまっておくことになりがちかなと思いまして。僕的には常時使ってほしいなと、社会と同じように使うためには、子どもたちの意思でパソコンが使える状態であるべきだと思います」

全国1724自治体の約35%にあたる614自治体へ納品しているという「天板拡張くん」。

子どもたちの新しい学習環境に対応する取り組みが、少しずつ進んでいます。