タブレット端末やパソコンが1人1台ずつと、国の「GIGAスクール構想」などにより、学校での学び方が大きく変わる中、子どもたちからはある困惑の声が聞こえてきます。それは、小学校の机が狭すぎるということ。
狭い机に、たくさんの教科書などを並べるため、タブレット置き場に困り、落としてしまうケースも相次いでいると言うのです。

鳥取県米子市内。
街で聞くと、最近の小学生たちは困っていました。

小学生
「国語とかで辞書使う時とかに、置き場が無くて少し困ります」

「タブレット、教科書、筆箱、ノート…学校の机が結構狭いです。タブレットで調べる時に邪魔になるので、教科書とかはそのたびに引き出しに入れています」

小崎純佳キャスター
「置き場が無くて困る、狭い。子どもたちが、そう話すのは学校の机です」

そもそも小学校の机の大きさは全国統一ではなく、各小学校によって異なります。

文部科学省によりますと、多くの小学校では、「幅65センチ・奥行き45センチ」と「幅60センチ・奥行き40センチ」の2種類が主流とのこと。

小崎純佳キャスター
「実際に、子どもたちが授業で使っている筆箱、教科書、ノート、タブレットを机に並べてみると…机の上はもういっぱい。机からはみ出してしまいます」