映画「ラーゲリより愛を込めて」。俳優・二宮和也さんが、過酷なシベリア抑留の中で懸命に生きた、島根県西ノ島町の男性を演じています。仲間によって家族に届けられたその遺書のコピーなどが、映画の公開に合わせて松江市で特別展示されています。
大ヒット公開中の映画「ラーゲリより愛を込めて」。第二次世界大戦終了後のシベリア抑留という過酷な状況下の中で、帰国することへの希望を仲間たちに訴え続けた島根県西ノ島町出身の、山本幡男さんの半生を描いた物語です。
映画では山本さんを二宮和也さんが、妻・モジミさんを北川景子さんが演じています。

抑留中に山本さんはがんを患い亡くなりますが、家族への遺書を仲間たちが手分けして暗記するなどし、帰国後、遺族に伝えました。

山本幡男を顕彰する会 岡田昌平 会長
「遺書を持ち帰ることが出来ないことは最初から分かっていたので、仲間にこの遺書は一言一句間違えることなく覚えて家族に伝えたまえと。遺書が立派なものですから家族に伝えなきゃいけないと、暗記を担当した人も奮い立ったと思いますね」
長年、西ノ島町で山本さんの功績を発信し続けている会では、今回の映画の公開に合わせて、遺書が記されたコピーなどを松江市で特別展示しています。

岡田会長によると遺書は一晩にして書き綴られ、妻や母、子どもに対してノート15ページ、約4500字にも及んでいると言います。
山本幡男を顕彰する会 岡田昌平 会長
「苦しい環境になってもくじけずに仲間を励まして、自分も最後まで希望を失うことなく遺書を書いた前向きな姿勢を知ってもらえればと思います」

家族や仲間を想い、希望を胸に懸命に生きた山本さんの半生を描いた映画「ラーゲリより愛を込めて」。
資料展は1月31日まで松江市のレインボープラザで開催されています。















