浜田海上保安部によりますと、男性は今年8月19日の深夜、長崎県対馬沖での漁を終え浜田港へ向かう途中、座ると居眠りすることがある可能性を認識していたにもかかわらず、「眠気を感じず前日からの睡眠時間も十分確保できていた」と安易に考え、椅子に座って操船。その結果、居眠りに陥り、漁船を防波堤に衝突させたとみられています。
船は船首部分が大きく壊れ浸水しましたが、自力で港に戻りました。
「第二十八浜吉丸」は総トン数120トン、長さおよそ29.5メートルの沖合底引き網漁船で、事故当時は男を含め日本人8人とインドネシア人3人、あわせて11人の乗組員が乗っていて、全員が重軽傷を負いました。















