12月9日、島根県吉賀町の議会が民間企業のボーナスにあたる町長らの期末手当の増額案を否決していたことが分かりました。
鹿足郡の吉賀町議会が否決したのは、岩本一巳町長ら特別職の期末手当をこの冬の分から増額する条例案です。町長と副町長、教育長それぞれの期末手当を0.05か月分引き上げ、年間3.15か月分にする内容で、町長では現行の245万5200円から3万9600円増やす提案でした。
これに対し議員からは、「町内にある六日市病院の公設民営化に向けて財政負担が見込まれる中、町民の理解が得られない」との反対意見が多く、採決の結果、議長を除く11人中賛成3人、反対8人の賛成少数で否決されました。