去年11月、以前に校長と同じ小学校で勤務していた教員から、「校長から2年間にわたり業務上必要かつ相当な範囲を超える言動により精神的苦痛を受けており、これはパワハラにあたる」と県教委に報告がありました。

これを受け、県教委が調査したところ、校長や関係者の証言から、2020年度、2021年度の2年間、校長は同じ小学校に勤務する複数の教員に対し、「お前行ってこい、ちょっと行ってこい」といった威圧的な指示をしたり、他の職員がいる前で強い口調で叱責をしたり、休日に電話で1時間以上にもわたる叱責、また、学校行事開始直前に教員の対応に腹を立て、行事の場を離れ、迎えにきた教員に対し「早く行け」と感情的な言動をするといった5件のパワハラ行為を行っていました。

その他、不機嫌な態度をとったり、大声で激怒したり、不必要に命令的で感情的な指導や指示をすることもあったといいます。