日本海の冬の味覚、松葉がにの鳥取県内での11月末までの水揚げは、昨シーズンよりわずかに増えた一方単価は2割近く下がりました。
鳥取県のまとめによりますとズワイガニのオス、松葉がにの水揚げ量は112トンあまりで昨シーズンより4%増えましたが、単価はキロ当たり7181円と18%下がりました。
鳥取県は、県内でも他の産地でも水揚げが順調なことから供給不足にならず単価が下がったと分析しています。
条件を満たした最高級ブランドの松葉がに「五輝星」は192匹水揚げされました。
ズワイガニのメスである親がには、水揚げ量が昨シーズン並みの179トンあまり、単価は昨シーズンを1%下回るキロ当たり3641円でした。
ズワイガニ全体の水揚げは昨シーズンより1%多い292トンあまりで、金額は14億6300万円あまりと9%下回りました。