命の意味を問い直す日々
事件から19年経った今、中谷さんは「命の大切さを学ぶ教室」の講師として全国を回っています。
そして、命とは何か、生きる意味とは何かを伝え続けています。

中谷加代子さん
「私は元々そういうことを考えるような人間じゃなかったんです。現実的な教育ママでした。
歩に『お母さんは点数だけ取っていたらいいよね。お母さんってそういう人よね』と言われたこともあります。
でも大切な歩を亡くして、たくさんの方に支えていただいて、人が死ぬとか生きるとかを正面から考えてみて、『本当に大事なものを間違えて生きてきたのかな?本当に大事なものから目をそらして生きてきたんじゃないのかな』と思いました」















