去年7月、同居していた母親に「ババア、死ね」と叫びながら包丁で切りつけ殺そうとしたとして殺人未遂の罪に問われていた女の裁判員裁判で、松江地方裁判所は16日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
有罪判決を受けたのは浜田市三隅町西河内の無職の女(52)です。
被告の女は去年7月5日午後6時半過ぎ、同居していた当時78歳の母親の首に殺意を持って刃渡り12.5センチの出刃包丁で切り付け殺そうとしたとして、殺人未遂の罪に問われていました。
裁判で被告は「お母さんに死んで欲しいとは思っていませんでした」と主張して、殺意の有無が争点になりました。