16日午前7時半過ぎ、島根県益田市高津1丁目のJR山陰線で、走って来た東萩発益田行きの列車に線路上にいた人がはねられました。はねられたのは近くに住む87歳の無職の男性で、搬送先の病院で2時間半後に死亡が確認されました。
列車の乗員と乗客合計45人にけがはありませんでした。この事故のためJR山陰線は上下5本が最大1時間50分遅れとなり、150人に影響が出ました。
現場は線路が築堤上を走っている場所で柵などはなく、踏切から約140メートル離れています。列車の運転士は「線路を人が横切ったので非常ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということです。事故の原因を警察が調べています。