かつては商店が並ぶ通りだった初音通りですが、いまはほとんどが住宅となり高齢化や孤立。
空き家などの問題が取りざたされ、その打開策として誕生したのがこの不真面目商店です。
まるにわ 中川玄洋さん
「『まるにわ』というまちづくりの会社があるんですけども、そちらの方の中心市街地の物件の活用をするプログラムの『まちづくりワーケーション』というのがあって、それの対象物件がちょうどこの物件でした」
空き家をリノベーションし地域の交流の場へ。
初代店長は東京の大学生が務め、以降、インターン生や地元の大学生がスタッフとして運営に携わっています。

ちなみに「不真面目」というネーミングは、「住宅街で真面目な商売は難しい」との声から、「だったらゆるくやってみよう!」となって決まったのだとか。
現在の大学生スタッフは10人。
この中で、地元出身・鳥取大学2年の小谷峻一さんは、高校時代から不真面目商店に通い、大学生になって活動を本格化させました。