
公益社団法人全国学校図書館協議会 磯部延之 調査部長
「子どもたちが読んでいる本の中身がだんだん短くなっているということがあげられます。
今まで児童書、物語が主であったのが徐々に絵本のほうに移行してきている。しかし長い時間をかけてじっくり長編を読むというようなことが減ってきています。それが結果として冊数の増加ということに反映しているんじゃないかと思います」
手に取る本の数は増えているものの、本との向き合い方は淡泊なものになっているようで、少し心配です。

そして、成長していくにしたがって本は縁遠い存在になっていく傾向にあります。