石破総理が自民党の当選1回の議員にお土産として10万円相当の商品券を配っていた問題について、島根県の丸山知事は26日の定例会見で「お金をくれる人を大事にする政治をしているのではないかと疑念を抱いてしまう事象だ」と批判しました。
島根県 丸山達也 知事 
「お金で動く、お土産を受け取るということが当然のことだと受け止められている社会ではお金がいるってこと」
26日の定例会見で丸山知事は、石破総理が商品券を配布したことに対し、「お金をくれる人を大事にする」「政治献金をする人たちのことしか聞いていないのでは」と思うとし、金がないと見向きもしないと思われる事象だと批判しました。
また、これまで、丸山知事が何度も批判している高額療養費負担引き上げ問題も絡めて…。
島根県 丸山達也 知事
「政府は国民に牙をむく、刃を向けてくる、鉄砲でうってくる。多額の献金をするとか、組織的な集票をするとか、そういうことをしない、できないほとんどの国民を一顧だにしないような政治をしているんじゃないかということが今回問われている」
丸山知事は石破総理はそんなことはないと期待していただけに、失望も大きく、これだけの信用失墜を政策で取り戻すだけで厳しいとし、今の政権のあり様は深刻だと自身の考えを述べました。








  






