こうした中、農林水産省はコメの供給を安定させるため、政府が備蓄しているコメ、いわゆる「備蓄米」の放出を決定しました。
初回入札は3月10日~12日に実施するとしています。

江藤拓 農林水産大臣
「第1回ロットは15万トンを予定している。これは大手の集荷業者の方々が1か月に販売する量これが15万トンなので、これが適量だろうということで判断した。
一番私としてやりたくなかったことは、農家の方々の生産意欲を削ぐということ。地元の方が来られた、ただ地元の方が今の値段は困ると言っていた。『いまの値段はちょっと下げてもらわんと困る。だけど下がりすぎると困るとよね。
せっかく上がったのに』やはりずっとコメはもうからないと言われ続けてきてそれでも一生懸命コメに取り組んできた方にしてみればこのコメ高は嬉しいわけです。」