神戸で修業していた西洋軒の初代店主が、カツライスを松江に持ち帰り、そこから、カツライスは松江市内に広がったと考えられています。
西洋軒のカツライス、時代に沿って、少しずつ変化していますが、味の根本は、創業当時から変わらないということです。
松江カツライス研究会 河合賢治 代表
「(カツライスを味わって)やっぱり、デミグラスソースの味が深いですね。特別な、デミグラスソースだと思います」
西洋軒 林武志さん
「5,6年前に河合さんが訪ねて来られて、『カツライスの研究をしてるんだ』と言われるところから始まって」
「観光客の方もかなり来ていただくようになったんで、河合さんの研究には感謝しています」
河合さんが魅せられた松江の食文化「カツライス」。
それを、次の世代に残したいというが河合さんの願いです。
松江農林高校の生徒らにも、その思いを伝えました。