鳥取の夏の風物詩、しゃんしゃん祭は鳥取県にBA.5対策強化宣言が出される中、感染防止対策を徹底して、13、14日、開催されました。

14日夕方には、カウントダウンに続いて一斉傘踊りがスタートしました。44連、1000人を超える踊り子が傘を手に踊り始めると、しゃんしゃんと軽やかな鈴の音が響きました。

1965年に始まった鳥取しゃんしゃん祭。舞台となる市街地の目抜き通りに多くの人が集まる夏の風物詩ですが、それだけにコロナの影響を受けてきました。

感染拡大防止のため、おととしは中止。去年は場所を陸上競技場に、時期も秋に移して無観客での開催でした。

今年も場所は陸上競技場に移し、県東部にコロナ特別警報が出れば中止との条件が付きましたが、検温や消毒、踊る時以外はマスク着用と対策を徹底して、3年振りに夏に、観客を入れての開催にこぎつけました。

コロナに負けないしゃんしゃん祭。「来年こそは元通り市街地でやりたいね」と、踊り子たちから声が挙がっていました。