新型ウイルスの影響で3年前、一度は「甲子園出場」という夢を絶たれた新潟県の中越高校のOBを始めとする全国の元球児たち。彼らが11月29日に「甲子園」の土を踏みました。夢の舞台に立ったことで新たな一歩を踏み出すきっかけとなったようです。
『あの夏を取り戻せ』甲子園に集まったOBたち
兵庫県西宮市の甲子園球場。11月29日、元高校球児がそれぞれの母校のユニホームに身を包み、集まりました。
憧れの舞台で笑顔でキャッチボールをする元球児たち。新潟から参加したのが長岡市の中越高校のOBです。
『あの夏を取り戻せ』と名付けられたこのイベント。新型ウイルスの感染拡大で夏の全国高校野球が中止となった2020年。当時、高校3年生だった元球児たちが自ら企画しました。
発起人 大武優斗さん
「『なぜ自分たちの世代だけ甲子園がなかったんだろう』そういったネガティブな話になっていて、だったら自分たちでけじめがつけられるような何かをやりたいというところから始めた」
