小さな温泉街の“ごった煮エンターテインメント”
迎えたイベント当日。
山あいの小さな温泉街に、新潟県内だけはなく他の県からも多くの人がやってきました。

川のせせらぎに耳を傾けながらのSUP体験は、大自然に囲まれた魚沼ならではです。もくもくと漂うミストで、まるで雲の上にいるような感覚になります。
また、長岡造形大学の学生たちによるワークショップも開かれました。

作るのは、おにぎり型の手作り入浴剤。イメージしたのは、風呂と魚沼のコメです。若い力も一緒になってイベントを盛り上げます。
さらに、今年の実行委員会には20代や30代の若手メンバーの姿もありました。

【アートフェスFLOU実行委員会 南雲彩夏さん(25)】
「都会に行けばいろいろなフェスやイベントがあるけど、ここでしかできないこともあると思うし、この場所で感じることもあると思う。(人口が)少なくなっていく中でも、コミュニティというか孤立しないで、田舎ならではのチームワークや助け合いを大切にしていければいいかな」

普段の温泉街のロケーションをそのままに、いたるところで様々なパフォーマンスが繰り広げられる「アートフェスFLOU」。ジャンルを問わず、何でもワクワクに変えてしまう様子は、まさに『ごった煮エンターテインメント』です。

【魚沼市内から訪れた人】
「あんまり他市から交流もないところなので、こうやってみんなと関わり合えるのはすごくいい機会だと思いますね」
「地元の方もイキイキしているし、外から来られている方も自然の中でイキイキしているので、とてもいい光景だなと思います。地域活性化のために頑張っているのでそれは応援したいと思います」

そして、大湯温泉に“夜”がやって来ました。レトロな温泉街がアートに染まる光景の“真骨頂”です。