高速道路の舗装路面の下で橋梁を通行する自動車からの負荷などを直接支えている「床版」をより耐久性の高い新しい構造部材に取り替えるとともに、コンクリート床版の劣化の進行を抑制するため、より高性能な床版防水を防水層に施工する方針です。

NEXCO東日本によりますと、今後の長期的な高速道路の運用のためには、部分的な補修ではなく抜本的な補修が必要としており、2023年度(令和5年度)は関越道で集中工事を実施し、来年度以降は北陸道等のリニューアル工事を予定しているということです。

工事区間では車線や路肩が狭くなるため、車間距離を確保して規制速度を遵守し、前方に注意して早めの車線変更をしながら、追突事故などには十分注意して走行してほしいと、NEXCO東日本は呼びかけています。

なお今回の通行規制に伴う対面通行規制期間中は、車幅3.0mを超える特殊車両は、国道17号などへ迂回してほしいとしています。