5月に朱鷺メッセで開かれるG7関係閣僚会合に向け、新潟空港にあるレンタカー店でテロを未然に防ぐための訓練が行われました。
【記者リポート】「今回の訓練は、新潟空港の中にあるこちらのレンタカー店で行われます」

1日に行われた訓練は「不審者が来店した」という想定で行われ、警察とレンタカー店の従業員あわせて15人が参加しました。5月に開かれる『G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議』に向け、テロを未然に防ぐため不審者への対応を確認します。

【不審者役】「飛び込みなんだけど、一台、一週間ぐらい借りられる?」
予約なしで大型車両を借りようとした客に、店員が免許証の提示を求めると…
【不審者役】「はい」
【店員】「すいません、もう一度お願いします」
【不審者役】「なんで!いま見せたじゃん、早くしろよ」
提示を拒んだ客を不審に思った従業員は、直ちに警察に通報。駆け付けた警察官が職務質問し対応しました。このほか免許証とパスポートの名前が違った場合など、緊急時の対応も確認しました。

【新潟県警察本部 警備部 外事課 相羽崇宏 課長補佐】「レンタカーがテロリストに悪用されることを防止するため、レンタカー業者の皆様に、顧客に対する本人確認の徹底を働きかけているところです」

警察は官民連携したテロ対策を強化していきたいとしています。