一足先に春を感じてもらおうと、様々な視点で描かれた作品を集めた『春のいろどり』展が、新潟市中央区の知足美術館で展示されています。

まだ寒さが残る頃、澄んだ空気の中でくっきりと見える月としだれ桜との共演…


春の柔らかな光を浴びる山をグラデーションで絹地に描いた作品…
全体の艶やかさが特徴です。


【記者リポート】「こちらの作品には、春の訪れの喜びが溢れています。よく見ると、お花が全て立体的に描かれています…」


花の妖精を思わせる二人の女性のまわりを花々が舞う華やかな作品…
ヨーロッパの壁画などで見られる“フレスコ”という技法で漆喰に絵を描く独特な方法で凹凸を表現することで、桜の花びら一つ一つを立体的に表現していました。


会場には日本画と洋画とあわせて40点ほどが展示され、それぞれの春を感じ取ることができます。


【来場者】「春は何度も何度も繰り返し見ているが、忘れていたものがまた来たかっていうか、そういうのを実感する」


この『春のいろどり』展は、新潟市中央区の「知足美術館」で4月13日まで予定されています。