新潟県の新年度当初予算案が発表されました。一般会計の総額は1兆3429億円で、新たに県独自の“少子化対策”に10億円が盛り込まれるなど、花角知事は、子育て支援と新年度への意欲を語りました。

新年度の県の一般会計予算案は総額1兆3429億円で、前の年度より133億円、率にして1パーセント減りました。

花角知事は県独自の少子化対策案として、子どもが生まれた時点で定期預金を作り、入園や入学のタイミングで子育て世帯は5万円などを受け取ることが出来る「県子育て応援定期預金制度」を設けるとしました。

【新潟県 花角知事】「社会全体で子育てを祝福し、応援しますよというメッセージですね」

また、ウイルス禍の影響による融資の返済が本格化し、物価高にも苦しむ事業者への融資枠に822億円、去年8月の豪雨災害からの復旧事業に26億円を充てるなど、喫緊の課題に取り組む意欲を示しました。

新年度の予算案は、20日始まる「2月議会」で審議されます。