衆議院の10増10減をめぐる動きです。自民党は新しい区割りでまだ支部長が決まっていなかった県内の3つの選挙区について、新1区が塚田一郎衆議院議員、新2区が細田健一衆議院議員、新4区が鷲尾英一郎衆議院議員に決定したと発表しました。
10日、自民党本部では次の衆院選に向け、まだ決まっていなかった支部長の選任会議が開かれました。その結果…。

新潟市中央区や佐渡市などを含む新1区支部長には、塚田一郎衆議院議員が決定しました。

塚田議員は「新潟市・佐渡市の課題にしっかり取り組みながら、統一地方選の自民党候補の勝利と来たる衆院選での議席奪還に全力で取り組む」とコメントしています。

他に、新1区から名乗りを上げていた江南区選出の佐藤純県議は、「党本部の決定を厳粛に受けとめ、今後も党勢拡大に務める」とコメントしています。

三条市や燕市などを含む新2区の支部長に決まったのは細田健一衆議院議員です。

【細田健一 衆議院議員】「支援者の皆さんにご心配おかけしていたんですけど、無事に決まってほっとしています。まずは、わが党の党勢拡大をやらないといけませんから、地方議員の先生方の選挙に全力投球したいと思っています」

同じく新2区から名乗りを上げていた国定勇人衆議院議員は比例北陸信越ブロックにまわることが決定し、「真摯に受け止める。比例区支部長として、新2区の細田支部長の当選を支える所存」とコメントしています。

新4区支部長は鷲尾英一郎衆議院議員に決定しました。

【鷲尾英一郎 衆議院議員】「不退転の気持ちで、4区支部長として党勢拡大、まずは統一地方選挙の勝利。衆議院選挙は『常在戦場』ですから、勝利のために徹底的に活動していきたいと思います」

競合していた泉田裕彦衆議院議員は、「裏金要求を告発したことが問題視されていると側聞していますが、派閥から何も聞いていません。支部長に必ず公認が出るというわけでもないので、これまで通り、新4区を念頭に政治活動を続けていきます」とコメントしています。


これで自民党は、県内の5つの選挙区全てで支部長が決まりました。原則、支部長は次の衆院選の候補者となります。
