新潟県糸魚川市の海岸に漂着した大量のイワシが、現場の海岸から一時、一斉に消えていました。
糸魚川市の海岸を埋め尽くした大量の“イワシ”
新潟県によりますと、7日午前9時に糸魚川市の筒石(つついし)漁港で「イワシが大量に打ち上げられている」と市民から電話がありました。

県の担当者が確認したところ、およそ250mにわたりイワシが漂着していて、2段3段と重なって打ち上げられている所もあったということです。

原因が分からないため、新潟県では「イワシを触ったり拾ったりしないでほしい」と呼び掛けました。
新潟県では、異臭など環境に影響が及ぶ恐れがあるとして8日朝から撤去作業を始めました。県から委託された民間会社が、およそ50人態勢で手作業で作業を進めます。

【笠原建設 鈴木秀城社長】「埋めるならササッと埋められるんですけど、焼却処分してほしいと言われている。焼却炉で燃やすので砂をつけちゃダメで、だから水洗いして、この袋に詰めて…という工程になる。ちょっとやっかいですね」

漂着したイワシがあまりに多いので、現場では…

この日は漂着面積の2割ほどを回収して、作業を終えたそうです。
ところが、9日の朝になると現場からイワシが消えていたというのです。

いったいどうしたというのでしょうか?