こんなに寂しい顔って見たことがない
そしてこちらの写真は、私自身が今も見ても本当に苦しくなる1枚ですけれども、めぐみが拉致された後に、この写真がその翌日なのか、1週間後なのか、1ヶ月後なのかそこまでは分からないんですが、北朝鮮当局で、北朝鮮の地で撮影された写真を、当時日本政府を介して横田家に提示された写真の1枚にあたります。

これなぜ私、今日この場で皆様方にこの写真をご紹介してるかっていうと、私が9歳の頃にめぐみが13歳でいなくなったわけなんですが、そのめぐみが13歳の頃まで一緒に過ごしていた中で、こんなに寂しい顔しためぐみの顔って見たことがないんですってことを、改めてこの人間同士の距離感としてわかってほしいということでお伝えしたいと思ってお見せしています。
こうした本当に悲しい目からめぐみが今、何を訴えてるかっていうことを、ぜひ皆さま方お一人お一人が心の中で言葉に変換してほしいというふうに思っています。

私自身であれば、ここに座らされていたらですね、お父さんお母さんここにいるよ私は、助けて、誰か聞いてる?…、こんなようなことを私であれば心の中で叫んでると思いますし、もし皆さま方が写真の向こう側に座らされていたら、皆さま方自身は何を訴えてるか。
そして皆様方の大切なご家族やお子さんがこの向こう側に座らされていたなら、こうした写真を見た時に静かな気持ちで受け止めきれるか、ということです。
こうした苦しい写真、この目から、何を私たちは声なき声に対して行動しなくてはいけないのかということを、この写真からもう一度汲み取っていただければというふうに思い、ご紹介している次第です。










