12日新潟県妙高市の一般家庭に警察官をかたる者から電話があり、どこの銀行を使っているかなどと特殊詐欺の予兆を思わせる電話が複数かかってきたとして警察が注意を呼び掛けています。
警察によりますと12日正午ころ新潟県妙高市内の一般家庭に妙高警察の職員を名乗る男から電話がありました。男は「キャッシュカードで金が引き出されている。どこの銀行を使っていますか」などと話したそうです。この家に住む人が不振に思い警察に通報しました。こうした電話が12日に妙高市内で複数確認されており、警察が注意をよびかけています。今回電話を受けた人に被害はありませんでした。警察は「お金を払い戻す」などの電話を受けた際は特殊詐欺を疑い、すぐに家族や警察に相談してほしいとしています。
【防犯上のポイント】
・防犯機能付きの電話機の設置や常に留守番電話に設定しておくなど犯人からの電話に直接出ない対策をとる。
・電話でお金の話が出た時は特殊詐欺を疑う。
・不審な電話や訪問者には取り合わず、すぐに警察に情報提供する。