新潟県内に生息するツキノワグマの数がおよそ8700頭と推測されることが、県の調査で分かりました。これまで推定されていた数の6倍以上です。
【鈴木康之 副知事】「昨年度はクマの出没が過去最多を大きく更新すると共に、4月以降の出没も過去最多のペースで推移しています」

県が10日開いた鳥獣被害対策本部会議。クマに詳しい研究者や環境省のクマ対策専門官を招き今後の対策を検討しました。
そこで明らかにされたのが県内に生息するツキノワグマの数です。2024年度は推定およそ1400頭でしたが、昨年度は推定8700頭。6倍以上です。

【新潟大学 箕口秀夫 名誉教授】「驚き半分、やっぱりな半分です。動物は数が増えると分布域を広げるといった性格。これはクマだけでなくすべての動物に共通しているが、これだけ人里に降りてきているのはクマの数が増えているだろうと」

県は山などに設置した120台の自動撮影カメラや、捕獲されたクマの情報などからクマの生息数を推定しています。

去年は人里に大量出没したことや、捕獲数が過去最多になったことなどから、実際より多く推定された可能性もあるとしています。

しかし…
【県鳥獣被害対策支援センター 小根沢元浩 所長】「分布域は確実に広がっていますので、実際の生息頭数がどうなっているか含めてしっかり捉えたいと思っていますが、人里や市街地に出没するようなクマは対策を取ってしていきたい」

【新潟大学 箕口秀夫 名誉教授】「増えた、減った被害があった、無いといったことを総合的に判断しながら捕獲圧、狩猟圧といったものをどれくらいかけていくのかというのを検討していく」

また、国も今後、個体識別ができる方法で数の調査を行う予定で、県は国と連携を取ながら推定生息数の精度をあげたいとしています。











