新潟県新発田市で6日、小学校跡地に建設した新たなシェアオフィスの利活用方法などを考える集いが開かれました。新発田市が長岡技術科学大学と産学官連携で地域の活性化を目指す取り組みの一環です。

会場となった新発田市役所のラウンジには、地元企業の経営者や市職員、長岡技科大の教授や学生など約60人が参加しました。

新発田市は長岡技術科学大と包括連携協定を結び、閉校した小学校を利用したシェアオフィス「キネス天王」を拠点に、IT活用やDX推進に取り組んでいます。3月には別の小学校跡地を改修した「キネス本田」のオープンも予定されています。

集いでは、長岡技科大の大矢禎一特任教授が基調講演を行ったほか、市の担当者が有機農業「オーガニックSHIBATA」や、市内の魅力を学習の場として提供するスタディ・ツーリズムの成果を報告しました。

また、ワークショップでは参加者が6つの班に分かれ、「キネス本田」の利活用方法や、インバウンドを呼び込むための防災面の工夫などについて話し合いました。

講評した北海道大学の岡部聡教授は「地域は人のつながりが大事。産学官の連携は容易ではないが、こうした議論こそ総合知だ」と述べ、3回目となった今回の取り組みを高く評価しました。