気圧の谷や寒気の影響で、新潟県では29日夕方～30日夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意が必要です。
新潟地方気象台によりますと、29日は日本海を気圧の谷が東へ進み、30日にかけて北陸地方を通過する見込みで、上空約5500メートルには-27℃以下の寒気が流れ込むとしています。
このため、新潟県では大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達する見込みだということです。
気象台は、新潟県では29日夕方～30日夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼び掛けています。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、ひょうが降る恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。
今後の雨と雪のシミュレーションを見ると、佐渡ではきょう29日は雨となり、あす30日にかけて、雨や雪の範囲が広がる見込みです。
大晦日の31日から2日の朝にかけては広い範囲で雪となる見込みで、その後も雨や雪となり降り方が強まる所もありそうです。
今後発表される気象情報などに注意してお過ごしください。
