新潟県内でクマの出没件数が過去最多となるなか、三条市と猟友会との意見交換会が22日に開かれました。

【三条市 滝沢亮市長】
「鳥獣害対策については、本当に市政の最優先課題、最重要項目のひとつ…」
三条市の滝沢亮市長らと意見を交わしたのは、新潟県県猟友会三条支部のメンバーです。2025年、三条市では住宅地でのクマの目撃が相次いでいて、寄せられた出没情報は142件に。前年度の1年間と比べてすでに6.5倍となっています。

【新潟県猟友会 三条支部 渡邉英男支部長】
「三条支部として、メンバーの平均年齢が65歳。新しい担い手、狩猟者の確保というのが、喫緊の課題なのではないか」

三条支部のメンバー88人のうちおよそ半数が70歳以上だということで、猟友会からは、人材の育成が急務となっていることや、猟に使う弾の値上がりが負担になっていることなどが課題として挙げられました。










