人手不足が課題となっている介護や保育の現場で働くことを目指す専門学校生らの交流会が23日に開かれ、将来への抱負が語られました。

生命保険協会新潟県協会が開いたこの交流会には、介護福祉士や保育士を目指す専門学校生らが参加しました。

生命保険協会は、介護や保育の現場で働くことを目指す人材を育てようと、給付型の奨学金制度を設けており、2025年度は新潟県内の専門学校生と短大生の合わせて6人に対して1人当たり年間24万円の支援を行っています。

【“保育士”を目指す専門学校生】
「保護者や子どもたちの悩みだったり、うれしい気持ちだったりを共有して、それに寄り添えるような保育をしたいと考えています」

【“介護福祉士”を目指す専門学校生】
「ニーズや思いに視点を向けることの大切さを学んだのでそれを大切に、利用者に信頼していただけるような介護福祉士を目指してがんばっていきたい」

協会によりますと、新潟県内ではこれまでの累計で、152人に対して奨学金による支援が行われたということです。