就任以来7年間にわたり、“地元同意”の鍵を握り続けた花角知事は、その手続きが完了したことについてこう述べました。

「そういう特段の感慨っていうのはないんですけれども。時間をかけて丁寧に、県民の意見なり、気持ちを、受け止めを、探ってきた」
「それなりの時間がかかったなというのは、率直な気持ちです」
「不祥事があって、原子力規制委員会の追加検査が3年近くもあったということで、それも時間がかかったことの要因ではありますけれど」
「なかなか、難しい課題であったなというのは感想です。重たいというか、難しい判断でしたね」

関係者によりますと、東京電力は柏崎刈羽原発の6号機を1月20日に再稼働する方針を固めたということですが、その場合、東京電力の原子力発電所としては福島第一原発の事故後初めての再稼働となります。