
【道場の小学校6年生女子】
「人生にも基本があり、剣道にも基本があり、基本を身につけた方がいいということを教えてもらって、その言葉が印象に残っています」
【道場の中学校3年生男子】
「身近に8段というすごい先生がいるので、やっぱりその姿を見習って日々頑張っていきたい。木村先生のような剣士になりたいなと思います」
【木村さんと若い頃から剣を交えている79歳男性】
「やっぱり稽古を惜しまない姿。どこにも顔を出す、そこがすごいですね」
「彼に追いつきたいなと思いまして、なかなか追い付かないんです」

学生時代には目立った実績はなかったという木村嘉靖さんですが、努力を重ね続けて80歳で手にした剣道の最高峰『八段』。この合格は、あくまでも通過点です。
「私の目標は“終生修行”だから、より以上の技術を、人間性を高めたいと思っていますし、私がそういうことをすることによって、私を追いかけてくれる人たちの応援になれればなと思っています」
「わしなんか、まだまだまだまだ終わってなんかいないんだもん。剣道終わってない。これから―」

木村さんの“修行”は続きます。










