新潟市西区に住む80歳の剣士・木村嘉靖さん。
自宅ではおもりを付けた竹刀などを使いながら、毎日500本ほどの素振りを欠かしません。部屋の中には、手作りの打ち込み台もあるそうです。

足腰を鍛えるためのウォーキングも欠かせません。
それも、外を歩くだけではなく、“家の中”でも歩き続けているそうです。
「自宅の部屋とか廊下を使うと、往復で120歩は歩けるんですわ。それを40回やるとだいたい5000歩くらいになる。一歩の歩幅が50cmとすると、2kmは歩けると」

さらに外を歩く際には、剣道の対戦相手を想定した“あること”を意識しています。
「外を歩く人と交差するときにその人に対して自分を大きく見せるということが、いわゆる剣道でいう攻めになる。相手が通ったときに自分は大きく背伸びする、人からみるとバカじゃないかと思われるけど、それも一つの自分のやりかた」










