新潟県警は、これまで暑い時期のみ認めていた警察官のノーネクタイを通年でOKとすることにしました。暑さ対策に加え、警察官ならではのある狙いも…

警察官がパトロールや取り締まりなどの際に着る活動服はこれまで、5月から10月までのみノーネクタイが認められていました。これを、これを通年でOKとすることにしました。

一番の理由はやはり暑さ対策です。近年の気温上昇を受け、少しでも警察官が働きやすいようにという工夫です。

また、ノーネクタイには警察官ならではのこんな理由も…
【警察官は…】「荒れた現場等で対応することがあるんですけれども、(ネクタイを)つかまれそうになったことがありました」

身を守るためのノーネクタイでもあるのです。

【県警本部 装備施設課 山上仁誉 装備管理官】「現場活動において、そういった不安を排除できる。ネクタイを省略については警察活動をする上で、効果が期待できると考えております」

また、これまでは県内で一斉に冬服に切り替えていましたが、地域による気温差を考えて、切り替えの移行期間を設けるということです。