「国の回答は赤点以下」“地元同意の範囲”を明確にしてほしいと国に要望していた柏崎市の桜井 市長が厳しい見方を示しました。
柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり焦点となっている“地元の同意”。

柏崎市の桜井市長はその“地元”の範囲を明確にすることなどを求め、7月に国へ要望書を提出していました。

7日の会見で桜井 市長は資源エネルギー庁からの回答には地元の範囲に関する具体的な記述はなかったとし、強く批判しました。

【柏崎市 桜井雅浩 市長】「聞いたことに対する答えになっていない。40点が赤点の定義だとするならば、少なくとも国からの回答は赤点以下である」

かねてより議論となってきた“地元同意”の地元の定義。桜井 市長は今後、国からのさらなる説明が必要との考えを示しました。