大学入試も佳境を迎え、25日から国公立大学の二次試験が始まりましたが、受験生や保護者を悩ませるのが、「入学金の二重払い」問題です。滑り止めの大学にも払う入学金の見直しに向け、文科省が動き出しています。(Nスタ 2026年2月25日放送)

大学入学金“二重払い” なぜ起きる?

高柳光稀キャスター:
なぜ二重払いが起きるのでしょうか。例で見ていきます。

【大学入学金】二重払いになる理由
2月15日 第二志望 合格発表
2月25日 第二志望 入学金納付期限
3月5日 第一志望 合格発表
3月10日 第一志望 入学金納付期限

第二志望の大学に合格し、この入学金納付期限が2月25日。第一志望の大学の合格発表が3月5日となった場合、第二志望の大学の入学金を支払わなければ、入学の権利がなくなります。

第一志望の大学に合格して入学金を支払いますが、第二志望の大学からは入学金は返還されないので「二重払い」の問題が起きます。

最初に受かった大学が待ってくれるということはないのでしょうか?

TBS報道局社会部 文部科学省担当 辻本志郎記者:
大学側としては、どれだけの受験生が実際に入学してくれるのかを早い段階で確定させたいという事情があります。

入学金を設けておくことで、入学意思の強い受験生の人数を把握でき、追加合格者を出すかどうかの判断を一定程度できるということです。

一方、追加合格の対象となる受験生にとっても、早い段階で入学手続きに入ることができるという利点があるといいます。