きょうから10月ですが、半年ぶりとなる3000品目を超える食品などの値上げが行われます。電気・ガス料金も値上げし引き続き、家計を直撃しそうです。
帝国データバンクによりますと、10月1日から値上げされる食品や飲料は3024品目に上り、今年4月以来、ひと月の値上げ品目が3000品目を超えました。

特にペットボトル飲料は3年前のメーカー希望小売価格が税抜き140円でしたが、10月1日から200円となります。

値上げの要因は、原材料の高騰に加え、光熱費や物流費の上昇などが複合的に重なったということです。

そして10月1日から電気代・ガス代も値上げとなります。
東北電力によりますと、10月請求分から標準的な家庭で前の月よりも63円高い7981円となります。

また北陸ガスによりますと、新潟地区では、標準的な家庭でガス代が前の月より34円高い、7273円に。

電気・ガス代共に値上げの要因は政府の補助金が減額になったためで、11月請求分からはこの政府の補助金がなくなるためどちらもさらに値上げされる予定です。

一方、北陸農政局は10月の野菜の価格の見通しを発表。ホウレン草やピーマン、玉ネギなどは平年より高くなる見込みで、

大根やニンジン、ハクサイは平年並みとなりそうです。

価格が下がる見通しの野菜はありませんでした。値上げラッシュで節約の日々は、まだ続きそうです。