ブドウやナシなど果物の収穫が最盛期を迎える中、過去に果樹の盗難被害が多発した新潟県三条市では、JAと生産者が連携し、盗難対策の看板を設置するとともに、夜間のパトロールも強化しています。

【記者リポート】
「三条市の代官島地区です。こちらでは盗難対策に向け、看板が設置されています」

ナシやブドウの生産が盛んな三条市の代官島地区。
果物の盗難が増える収穫時期に被害を防ごうと、JAえちご中越と生産者が連携し、3年前から看板を設置し、夜間には生産者で農園のパトロールも行っています。

この地域では数年前に、シャインマスカット100房が盗まれる被害や、ナシおよそ100キロが盗まれる被害が発生しています。

【代官島出荷組合 石黒貴之 支部長】
「いつこの地域が狙われるというのも限りませんので、気を付けなければいけないなと思っています」

今年はさらに看板を15か所に増やして盗難を防ぎたいとしています。