国内最大級の防災イベント『ぼうさいこくたい』の見どころ
「会場の朱鷺メッセでは、午後になって搬入・準備が急ピッチで進んでいます。イベントの規模の大きさがうかがえます…」

6日・7日の本番に向け、会場では前日の搬入作業が続いていました。
このうちのひとつ、長岡技術科学大学のブースでは、電力会社・ガス会社とともに地震の際の『電気・ガスの安全な復旧』について紹介します。

【長岡技術科学大学技術開発センター 吉澤厚文客員教授】
「備えをしっかりやっていかなければならないなかで、新しい技術をできるだけたくさん取り入れたい。メカニズムを理解していただいて、災害が来たときにきちんと備えられる状況をつくっていただくのに役立てば…」

『ぼうさいこくたい』は、国内最大級の防災ベント。
内閣府の主催で、これまで大きな災害のあった都府県を中心に開かれています。
今年は節目となる10回目の開催で、新潟県内外から1万人以上の来場を見込んでいます。
8月には、ブース出展を予定する団体向けの会議も開かれました。
「日中それぞれ仕事のある民間団体の方が多いので、会議は午後6時半を過ぎて始まりました。本番の成功へ情報共有を進めています」

過去最多だった前年を上回る450を超えるブースなどが2025年には設けられる予定で、関係者は盛り上がりに期待を膨らませていました。
【新潟大学 災害・復興研究所 卜部厚志教授】
「全国から防災に関するいろいろな知見を持った方が来て盛り上げてほしい。大学としてもいくつかのイベントを気象台と一緒にやって、我々が持っている知見を発信したい」

【日本防災士会 新潟県支部 成川一正事務局長】
「新潟地震をモチーフにした展示や活動を見てもらいたい。思いっきり連携・交流を楽しんでいきたい。そうすることが結果的に全体の防災につながると思います」

BSN新潟放送のブースでは、災害時にも役立つラジオの工作体験ができるほか、さらにステージではBSNアナウンサーによる『防災朗読劇』などのイベントも盛りだくさん!夕方ニュースの防災なびコーナーでもおなじみの『防災○×マン』も、子供向けの防災ワークショップを行う予定です。

他にも、ダイナミックな料理でおなじみの平野レミさんによる『防災クッキングショー』など、どなたでも楽しめそうなものがあるので、ぜひ会場を訪れて防災に興味を持つきっかけを見つけましょう。
詳しくは「ぼうさいこくたい2025in新潟」や「にいがた防災産業展」のホームページでご確認ください。