「やれるまで、やりたい」ベテランが描く未来
40歳という大台が目前に迫る中、上尾野辺選手は「体がやれるまでやりたいけど、あとは気持ち」と語ります。「1年1年しっかりと戦って、やりきってから決めたい」と、シーズンごとに現役続行を判断しているのです。

幼稚園の年長から始めたというサッカー。小学3年生ころからは同学年の“盟友”川澄奈穂美選手と同じチームでプレー。「双子っぽいって言われた」と当時を振り返ります。現在は同じアルビレックス新潟レディースでプレーする川澄選手とは「プレーの面とか言わなくても、大体わかっている」と相性の良さを語ります。

大きな怪我なく、アルビレックス新潟レディースで選手として20年目を迎えた新潟の"バンディエラ"は、最後まで「やれるまで、やりたい」と意気込むその言葉には、サッカーへの純粋な愛と、まだ見ぬタイトルへの渇望が込められています。
新潟にタイトルを―
上尾野辺選手の情熱が結実する瞬間を、多くのサポーターが待ち望んでいます。
