もうすぐ海水浴シーズンが始まりますが、海上保安庁などではマリンレジャーでの事故を防ぐために『ライフジャケット』を着用するよう呼び掛けています。

第9管区海上保安本部が26日に研修会を開き、海の安全を守る海上保安官7人が参加してライフジャケットの効果を検証。記者も実際に体験してみました。

大切なのは着用方法

ライフジャケットのチャックもとめずに“羽織っただけ”の状態では、水に飛び込んだ瞬間に脱げてしまい、本人の体は水の中へ…。

チャックをしていても、ベルトなどをきちんと調節せず、体に合っていない状態で水に飛び込むと、あごの方から顔が沈み上手く呼吸することができません。

身体も顔も浮かんだ状態で、楽に呼吸ができて「助けてー!」と声を発するためにも、“正しい着用”が絶対に大切だと身をもって学びました。

【金沢海上保安部交通課 松野寿郎安全対策係長】
「ライフジャケットをしっかり備えるだけでなく、適切に着るよう意識して」