新潟県の花角英世知事は19日、“原発再稼働”に関する県内各市町村長との『意見交換』が「多様な意見を把握できる有効な方法」であるとの考えを述べました。
19日に代表質問が行われた新潟県議会では、『東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の再稼働』についての質問が集中しましました。

【未来にいがた 樋口秀敏県議】
「首長との意見交換をもって、その自治体の住民の意思を見極めることができると考えているのか?完全公開で行うべきと考えますが、知事の所見を伺います」
【新潟県 花角英世知事】
「地方自治体を代表する方々の多様な意見を把握することができる有効な方法と考えております。首長同士の忌憚のない率直な意見交換を行うため、今後とも非公開で行います」
“再稼働”について花角英世角知事は「判断材料は、ほぼ まとまった」として、県民の受け止めを見極めたうえで結論を出すとし、5月から始まった県内各市町村長との意見交換を“県民の意見を把握するための手段の一つ”として挙げています。

また花角知事は、再稼働の是非を判断した後に「県民の意思を確認する」としています。この時期や手法などについても県議から質問がありましたが、花角県知事はいずれも明言を避けました。