最大2haの広さに農薬を散布できるドローンや、位置情報を用いて無人でキレイに稲を植える田植え機など、最新の“スマート農業”の実演や体験ができる施設が新潟県村上市にオープンしました。

18日に村上市にオープンした県内で初めての施設『アグリベース』は、農作業機械メーカー・新潟クボタが開設したもので、その広さは東京ドームのおよそ1.5個分。

農機具が高額になるなかで、購入を検討している農家に実際の性能を理解してもらうばかりではなく、社員研修の施設として社員の操作技術の向上にも役立てることなどが目的の施設です。
来場者からは、「今までなかった。展示会とは違い、広いところで乗って、どういう感じかが実際に分かるのは良い」という声も聞かれました。
オープンを記念して18日には、トラクターなどたくさんの農機具が音楽に合わせて走るパレードも行われ、19日の午前中には最新耕運機の実演会も行われます。

【新潟クボタ 吉田丈夫社長】
「農業新時代を見ることができる」
「私どもも、お客様も、自信を持って『明るい未来』に向かうことができる“思いを強める”施設に育てていきたい」
