東京都足立区の高校生が、新潟県新発田市で避難所生活を想定した『防災キャンプ』を体験しました。大きな災害を経験していない生徒たちは、何を学び、どんなことを感じたのでしょうか?

これは、新発田市が取り組む『スタディーツーリズム』の一環で、1年生およそ330人が、街歩きや農業体験とともに避難所を想定した研修施設に寝泊りして学んんだもの。
もし、地元の足立区で洪水が発生したら…。
そんな災害時に心配なことや必用な備えを、グループで話し合い発表しました。
「災害時、欲求が満たされずストレスがたまる」
「家と違って、ベッドがないので寝づらい…」
「水が使えず、手が洗えなくて不衛生になる」
「いつ災害が、『南海トラフ』が起きるかわからないので、起きたときに対処できるように…」

避難所のパーティションを作ったり、段ボールベッドを組み立てて使ってみたり、すべてが生徒たちにとって初めての体験。
他にも、新聞紙でスリッパを作ったり、毛布を担架として活用したり…。
地元・足立区のハザードマップの読み解き方も詳しく学んでいました。