この日、松本さんは『新潟県新発田市に夜間中学校をつくる会』の久志田実理事長と新しいポスターの設置や寄付のお願いで新発田市内を回りました。

『夜間中学校をつくる会』理事長 久志田実さん
「やっぱり回って広げるというのが一つですよね。新発田で生まれて、新発田で商売やっている人は分かってくれるもんね」

新しいポスターを持って行くと、以前、協力をお願いしていたお店で嬉しい反応が。

カレー店の店員
「さっきお客さんがチラシに興味があったみたいで、『始まるとは聞いていたけど。ようやく始まるんですね』と持って行ってくれました」

久志田実さん
「手探りでやるしかないもので」

カレー店の店員
「そうですよね。みんなで協力し合って頑張っていきましょう」

久志田さんは西新発田高校の出身で、同窓会の副会長。当時、西新発田高校は夜間の定時制高校でした。その頃の思い出が原動力になっています。

久志田実さん「年齢の違う方がいろんな社会的な仕事を持っている方が集まっていて、年齢も違うし、仕事も違う人が集まって話をするっていうのは、非常に楽しいんですよね」